独学はお勧めできません その2
- swivel08
- 2016年8月19日
- 読了時間: 2分
こんばんは。swivelです。
前回は、独学はお勧めできませんよ~という事で書きこみましたが
引き続き書き込みます。
前回の書き込みを簡単にまとめると、独学においてカービングをしたという満足感は得られるが
製品の完成度が追い付かず、飽きてやめる事になっちゃいますよ・・・という事を
言いたかったのですが、皆さんにはどう伝わったでしょうか?
独学には限界があります。その限界というものが、思った以上にすぐ来てしまいます。
理由はいくつかあります。私の経験則からではありますが
独学には何が不足しているのかを、ざっくりですが箇条書きにて下記に挙げます。
① カービングに適した革の選定と使用部位の理解の不足
② 正しい道具の選定・メンテナンス・使用方法の理解不足
③ 正しい染色の理解不足
④ 図案に対する理解不足
⑤ 参考資料に対する接し方の理解不足(書籍や動画等)
などが主に挙げられます。
ここまでの文章を読んで、皆さんはどう思われたでしょうか?
「堅苦しくてもういいや」
「やりたいけど、何だか敷居が高過ぎる感じがして出来そうにない」
「やる前から理屈っぽくて嫌だ」
「レザーカービングはそんな狭い感じのするものではなく、もっと自由度がある」
など、感じてしまったかもしれません。
しかしながら、厳しい言い方かもしれませんが、私がここで言いたいのは
基本があるから応用がある。その応用からいわゆる我流・独学・自由度が生まれる・・・。
という事だと思っています。ですからそれを私が文章化すると上記のような表現に
なってしまいます。
「何が基本で、何が応用で、何が我流なのか?」というある程度明確な
作業工程の知識が、独学には全くないのです。
要は、独学とは「自分が好きなように解釈して、好きなように作る」という事で
それは良くも悪くも作品に反映される。そしてその結果の大半が
自分が目指している作品とはかけ離れた物しか出来ない・・・と言いたいのです。
もちろん、独学でそれなりの技術を身に付けている方もいらっしゃるかとは思います。
しかしそれは、その人はその域に達したのであって、全ての人がその域に
達する訳ではないと思っています。
・・・・まだ皆さんにお伝えしたい事は沢山あるのですが
またもや長文・乱筆になってしまいそうなので、この続きはまた次回に。
興味がある方は次回をおまちください。
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